ケルヒャーK2シリーズは8種類あります。これから初めて高圧洗浄機を購入する方向けに分かりやすく、機能比較を行いました。
また、用途別にランキングを掲載していますので、購入の参考にしてください。
高圧洗浄機を買いたくても種類が多くて、悩みますよね。筆者も散々悩みました。
比較検討した結果、自宅の屋内玄関やポーチ・駐車場の洗浄用にケルヒャーK2ホームキットを購入しました。
上位モデルのK4やK5になると水圧が高くなり、洗浄効果がより効率的になりますが、その分価格が高くなります。
まずはケルヒャーを試してみたい!というユーザはK2シリーズが機能と価格のバランスが良いため適しています。
K2シリーズには、ホームキットの他にサイレントやクラシックなど8機種のバージョンがあります。
K2クラシックシリーズはさらにコンパクトで扱いやすく安価で厳選された機能を使うことが可能です。
気になる機能を比較表にまとめましたので、購入の参考にしてください。
ベランダ・玄関内側外側・ポーチ・エクステリア・隣堺フェンスの壁・駐車場を清掃しましたが、洗浄力の高さにびっくりしました。
こびりついた汚れやカビ類が一瞬で落ち、材質本来の輝きが復活しました。
(個人の感想です)
綺麗な通路は朝でも夜でも通ると癒されます。
何よりも掃除が楽しくて気持ちがいいのがいいですね!
ぜひ、皆さんも体験してみてください!!
高圧洗浄機とは
水に圧力をかけて勢いよく吹き付けることで、手では落としにくい頑固な汚れを落とす洗浄機です。
水道の水圧は約0.3Mpa~0.5Mpaですが、家庭用高圧洗浄機では水道の約40倍 8Mpa~12Mpaの水圧を放出できます。
機能比較
ケルヒャーK2シリーズの主な製品スペックと標準装備や機能の比較表です。
K2シリーズはクラシックだけでも4種類ありますので、クラシックと他のシリーズで比較表を分けています。
<共通仕様>
・ノズル収納ホルダー有り
・溜め水吸水機能有り
ケルヒャー K2シリーズの比較表
性能(スペック) 付属アクセサリ | K2 | K2 ホームキット | K2 サイレント | K2 バッテリーセット |
---|---|---|---|---|
最大許容圧力(Mpa) | 8 | 9 | 10 | 11 |
吐出水量(L/h) | 330 | 360 | 360 | 340 |
モーター出力(k/w) | 1 | 1.25 | 1.25 | 電圧(V) 36 |
質量(kg) (本体のみ) | 3.9 | 5.5 | 5.8 | 4.5 |
寸法(mm) (長さ×幅×高さ) | 242×280×783 | 242×280×783 | 538×293×303 | 245×303×629 |
静音機能 | × | × | 〇 約50%削減 | × |
高圧ホース(m) | 5 | 8 | 8 | 4 |
バリオスプレーランス | 〇 | 〇 | 〇 | × |
サイクロンジェットノズル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
テラスクリーナーT1 | × | 〇 | × | × |
1ジェットノズル | × | × | × | 〇 |
ユニバーサルクリーナー | × | 〇 | × | × |
定価 | 22,880円 | – | 29,480円 | 60,280円 |
定価及び各仕様は公式HPから抜粋しています。
https://www.kaercher.com/jp/
最大許容圧力とは、水圧の最大出力値です。
数字が高いほど高出力の水圧を放出できます。
この中ではバッテリーセットが最も高い水圧になっており、K2シリーズの中ではトップの性能です。
ケルヒャー K2 クラシックシリーズの比較表
性能(スペック) 付属アクセサリ | K2 クラシック | K2クラシック カーキット | K2クラシック プラス | K2クラシック プラスカーキット |
---|---|---|---|---|
最大許容圧力(Mpa) | 8 | 8 | 8 | 8 |
吐出水量(L/h) | 330 | 330 | 330 | 330 |
モーター出力(k/w) | 1 | 1 | 1 | 1 |
質量(kg) (本体のみ) | 3.8 | 3.8 | 5.4 | 3.9 |
寸法(mm) (長さ×幅×高さ) | 393×171×243 | 393×171×243 | 461×171×243 | 462×171×243 |
高圧ホース(m) | 5 | 5 | 5 | 5 |
バリオスプレーランス | × | × | 〇 | × |
テラスクリーナーT1 | × | 〇 | × | × |
1ジェットノズル | 〇 | 〇 | × | × |
ウォッシュブラシ | × | 〇 | × | 〇 |
3in1カーシャンプー1L | × | 〇 | × | 〇 |
定価 | 13,178円 | 15,378円 | 15,180円 | 19,778円 |
価格帯で見ると、クラシックシリーズが比較的安価になっています。
クラッシックにはサイクロンジェットノズルが標準で同梱されておらず、バリオスプレーランスの一段下のモデルの1ジェットノズルに置き換わっています。
各ノズルは、別売りで購入することができますので、あまりコストをかけずにケルヒャーを使ってみたいユーザにクラシックシリーズはピッタリです。
機能別ランキング!
最も優れた洗浄力
1位 K2 ホームキット
水圧の高さ・吐出水量の多さ・アタッチメントの種類・クリーナーの有無から、最も優れた洗浄力としてK2 ホームキットが一番おすすめです。
特に、アタッチメントではバリオスプレーランス・サイクロンジェットノズル・テラスクリーナーT1が強烈な洗浄力を発揮します。ユニバーサルクリーナー付なのもいいですね。
バリオスプレーランスは先端を回すと噴射角度や水圧を調整できます。網戸や洗車・床面の掃除を水圧を調整することにより、掃除対象を傷めずに清掃できます。
次にサイクロンジェットノズルは高圧の水を回転させながら噴射するので、外壁などの頑固な汚れも落とせます。かなり強力な噴射なので、取り扱いには十分注意が必要です。
テラスクリーナーT1は水はねを防ぎ、効率的に床面を綺麗にできます。内部で高圧なノズルが回転しながら、円形に清掃され、気持ち良ささえ感じられる逸品。
幅広い清掃箇所とこびりついたしつこい汚れを落とすなら、K2ホームキットを選べば良いでしょう。
次点ではK2 サイレントです。静音性と水圧が共に高く、ノズルが2種類セットなのもいいですね。
静音力と収納力
1位 K2 サイレント
K2サイレントはなんと騒音が50%削減されているモデルです。
片手で持てるコンパクトサイズかつ高い洗浄力があるうえに、抜群の静音性です。
K2シリーズでは最も高機能なモデルと言えるでしょう。
さらに、ノズルやケーブルを本体側面に収納できるのも魅力の一つ。
サイレントシリーズのみの比較記事はこちらにまとめています。
取り回しの利便性
1位 K2バッテリーセット
ここではK2バッテリーセットが一位です。バッテリーを積載しているため、多少重くなっていますが、電源ケーブルが不要なので動きやすさは抜群。
ポーチや玄関の床面、洗車以外にも、電源ケーブルが届かない場所の掃除に重宝します。
洗車におすすめ
1位 K2 クラシックプラスカーキット
K2クラシックプラスカーキットの背面には洗浄タンクが付いています。
プラスが付いていないモデルはノズルに取り付けられるもの(フォームジェット)や本体から出ている透明の吸水チューブで洗剤を吸い上げることになります。
洗車用途として、カーキットにはブラシや3in1シャンプーが標準で入っているのも使いやすくていいと思います。
主な使用用途が洗車であれば、K2クラシックカーキットやプラスカーキットは最低限の仕様で十分に使えるため、洗車用途に限る場合は最もコスパ良く使えると思います。
また、クラシックシリーズはコンパクトで扱いやすくリーズナブルな価格なので、初心者には最適です。
まとめ
機器を選ぶ基準は結局のところ、希望する用途ではないでしょうか。
静音性重視であればK2サイレント、
洗車中心ならK2クラッシックカーキット(プラス)、
床面清掃重視ならK2ホームキットといった感じです。
購入時には、東日本50Hz版と西日本60Hz版がありますので、居住地域に合わせた商品を購入してください。
あとはノズルやアタッチメントが利用目的とマッチするか、機能と価格のバランス、予算に適しているかどうかかなとおもいます。