モバイルモニターとは、持ち運べるサイズのディスプレイ!
小さいサイズ(10インチ程度)から大きいサイズ(17インチ程度)まで、機能も豊富で、あらゆるニーズに応えられる機種が発売されています。
以下のポイントを重視し、比較検討しました。
また、予算は3万円前後で想定したため、機能比較は多すぎず、最低限抑えた方がよい部分に絞っています。
- switchやPS5用に合ったモニタサイズ
- 自転車で持ちはこべる重さと大きさ
- ゲーム用になめらかに映る性能
- 目に優しい保護機能の有無
- 3万円前後で買える価格!
- 標準HDMI端子の有無
検討したポイント
1.モニタサイズは15.6インチ!自転車のかごに入る大きさ!
ノートパソコンと同等の15.6インチがちょど良いと思い、画面サイズは割と早く決まりました。
持ち運びたいため、自転車のかごにスッポリ入り、小脇に抱えられる大きさは大事なポイントです。
モニタサイズで目安となる単位インチは、対角線の長さによって決まります。
主な画面サイズは以下の通りです。
ipad が約10インチ、ipad proが約13インチなので、15.6インチのディスプレイは持ち運べるギリギリの大きさかもしれません。
サイズ (インチ) | 横幅 (cm) | 高さ (cm) | 対角線 (cm) |
---|---|---|---|
10 | 22.1 | 12.4 | 25.4 |
12 | 26.5 | 14.9 | 30.4 |
14 | 30.9 | 17.4 | 35.5 |
15 | 33.1 | 18.6 | 38.1 |
16 | 35.3 | 19.9 | 40.6 |
18 | 38.7 | 22.4 | 45.7 |
2.ゲーム(switch、PS5)を楽しめる性能で、持ち運びやすいモニタ!
モニタの性能(スペック)は少々ややこしいですが、解像度とリフレッシュノート(周波数)、重さの3点にしぼって選定しました。
この部分にこだわると価格に大きく影響します。
こだわりすぎると選べなくなりそうな気もします。
まずひとつめは解像度。
解像度は1920×1080とか2560×1440などと表記されるものです。
数字が高ければ高いほど画質は良くなりますが、ピンとこない方は方眼紙を思い浮かべてください。
同じ大きさの方眼紙で四角がきめ細かく、より多く入っているものが解像度が高いということになります。
さらに解像度の大きさによって、呼びやすいように名前がついています。
解像度 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
1280×720 | HD | switch |
1920×1080 | フルHD | PS5 |
2048×1080 | 2K | |
2560×1440 | WQHD | |
3840×2160 | 4K | 大型モニタ |
7680×4320 | 8K | 最新型モニタ |
switchとPS5やYouTubeを見る程度であれば、フルHD(1920×1080)の解像度で十分です。
解像度を4K(3840×2160)、ディスプレイの種類を有機ELにすると、性能と価格はさらに向上します!
2点目はリフレッシュノート(周波数)を144Hzに絞りました。
この数値が大きいと1秒間に表示される絵が多いということになります。
ピンとこない方はパラパラ漫画を思い浮かべてください。
リフレッシュノートの数値が多いと1秒間に表示される絵の枚数が多くなり、滑らかな印象になります。
3点目は本体の重さ。
重いと持ち運ぶのが億劫になり、結局据え置き型になるのが目に見えています。
ここは少々機能を諦めても、軽めの機種にしたいところです。
タッチパネル機能が搭載されたものや4Kに対応したモニタは重く、価格も高くなってしまいます。
こだわりポイント3点を比較すると下表になりました。
機種名 | 解像度 | 周波数 | 重さ | 価格 |
---|---|---|---|---|
Corkea | フルHD | 144Hz | 約800g | 32,896円 |
ViewNico | フルHD | 144Hz | 約800g | 32,996円 |
EVICIV | フルHD | 60Hz | 約900g | 21,980円 |
ARZOPA | フルHD | 144Hz | 約1.2kg | 26,999円 |
Viewturbo | WQHD | 144Hz | 約2.2kg | 38,980円 |
G-STORY | フルHD | 165Hz | 約2.1kg | 49,206円 |
CorkeaとViewNicoはほぼ同じ製品に見えました。
自分が買った時はViewNicoが売り切れていましたので、Corkeaを購入しています。
リフレッシュノート(周波数)を下げると安くなり、解像度を上げると高くなります。
この時点ではまだ金額的にも迷ってしまいますね。
3.少しでも目に優しいモニタ!
目を保護する機能も搭載されていました。
機種名 | 視覚保護機能 |
---|---|
Corkea | アンチグレア |
ViewNico | アンチグレア |
EVICIV | ― |
ARZOPA | ブルーライト |
Viewturbo | ブルーライト DC調光 |
G-STORY | ブルーライト DC調光 |
アンチグレアとは映り込みの少ない表面処理された液晶画面で、目への負担が軽減されます。ただし、若干画面が白っぽく感じます。
ブルーライトはブルーライトフィルターにより長時間使用しても疲れにくい特徴があります。
DC調光は画面のちらつきを効果的に削減します。
Viewturboはタッチパネルでしたが、おそらくコントローラーやマウスで操作するので今回は不要でした。
4.標準HDMI端子が接続できるか!
接続できる端子についても比較しました。
映像と音声はHDMI端子によって接続する方式が主流ですが、標準のHDMI端子の他に一回り小さい端子も存在します。
その場合、一回り小さい端子も別途用意しなければならず、ケーブルが増えるとややこしくなってしまいます。
できることならケーブルの種類は少ない方がいいですね。
機種名 | 電源 | 標準 HDMI | USB | 3.5mm ヘッドホン | miniDP |
---|---|---|---|---|---|
Corkea | USB TYPE-C | 〇 | TYPE-C | 〇 | 〇 |
ViewNico | USB TYPE-C | 〇 | TYPE-C | 〇 | 〇 |
EVICIV | USB TYPE-C | 〇 | TYPE-C | 〇 | - |
ARZOPA | USB TYPE-C | △ | TYPE-C | 〇 | - |
Viewturbo | USB TYPE-C | 〇 | TYPE-C | 〇 | 〇 |
G-STORY | USB TYPE-C | - | TYPE-C | 〇 | - |
ARZOPAのHDMI端子は本体側はminiHDMI端子となっていますが、付属品で標準HDMI端子をminiHDMIを変換するアダプタが付属しています。
G-STORYにはminiHDMI端子がありますが、変換アダプタは同梱されていませんので、別途用意する必要があります。
miniDP端子はノートパソコン等に接続し、モニタを増設する場合に使用します。
まとめ
それぞれの機種の所感をまとめました。
機種名 | 所感 | 価格 |
---|---|---|
Corkea | ビジネスからゲーム用途まで幅広く使える | 32,896円 |
ViewNico | Corkeaと同じ機種 | 32,996円 |
EVICIV | 値段相応の映像でコスパ良し | 21,980円 |
ARZOPA | 少し重いが価格面との好バランス | 26,999円 |
Viewturbo | Corkeaの上位互換 満足度高 | 38,980円 |
G-STORY | ゲーム専用機に検討したい | 49,206円 |
自分はCorkeaにしましたが、使いたい用途によって選びたい所ですね。
以下、今回比較した商品リンクです。
割引セールもたまにやってますのでお得に買いましょう!
Corkea 15.6インチ 開封から使用まで
ずっしりと重みのあるパッケージです。
3年保証書が入っていました。
持ち運び用にケースも同梱されていました。
ケーブルも各種入っていますので、別途買う必要はないですね。